お絵描きセラピー

タイトルからするとアートセラピーのようですが・・・

コミュニケーションの練習です!


お子さんの好きなことに合わせて、お題を決めます。

乗り物好きなお子さんの場合は、最初に

『今日はお出かけしよう!』『何に乗ってお出かけしたい?』

と折り紙でおった”バス”、”電車”、”車”などを見せます。


”電車!”と選んでくれたら一緒に、電車を折り紙でおります。


『何色の電車にする?』

『窓は何個書こうか?』

『電車が走るのはどーこだ!?』

など質問に答えてもらいながら電車を折ります。


大きな白い紙に線路を書き、

『今日は電車に乗ってどこにお出かけしようか~?』『どうぶつえん!』

質問に答えることが難しいお子さんには、場所のイラスト一覧から選んでもらいます。

『一番最初は何の動物みたい???』ー『キリンみたい!』

ここでも動物のイラスト一覧から選んでもらってもよいですね。

『次は何の動物が見たい?』ー『ライオン!』

『いいねー。ライオンは何てなく?』ー『ガオー!!!』

『いっぱい歩いたからお腹すいちゃったよー。今日のお弁当は何かなー?

お弁当の中身は何がいい??』―『おにぎりとエビフライ!』

『おいしそうだねー!!おにぎりの中身は何がいいかなぁ??』ー『んーツナマヨ!』


といった具合に、どんどん質問に答えてもらいながら、お子さんの好きなものを

貼り付けていきます。


お話が苦手なお子さんは、質問されたときに、どの引き出しから答えを出してきたらよいのか

そこがわかりづらいことがあります。

『おにぎりの中身、何がいい?』と聞かれたら。

『鮭、梅干し、昆布、ツナマヨ』などイラストの一覧があると、答えがスムーズになります。

この一覧が『引き出し』になります。


小さなお子さんの場合、大人があれこれ質問し、

それにこたえることができれば、自分の願いが叶う、ということの連続ですよね。


『夜ご飯は何食べたい?』

『今度のお誕生日プレゼントは何が欲しい?』



こうした質問に答えることができるようになるのがお絵描きセラピーです。


レコルトでは個別のセラピーで、こうした質問に答える、会話の練習を

楽しく積み重ねてまいります!



セラピールーム Récolte ~レコルト~

三鷹市にあるセラピールームRécolte~レコルト~では 発達が凸凹しているお子さんへのABA(応用行動分析)による療育、ソーシャルスキルトレーニング 幼稚園・保育園・小学校へのコンサルテーション ご家族向けのペアレント・トレーニングなどを行なっています。